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2009年6月

終戦のローレライ(著・福井晴敏)

終戦のローレライ 上

第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞受賞作。

太平洋戦争中、17歳の折笠征人と清永喜久雄は潜水艦任務に召集される。任務内容は特殊兵器の回収。それは極秘裏に進められている任務だった――。

戦争に関する圧倒的な情報量の中、描かれるストーリー。じりじりと丁寧につむがれる物語。そこで征人ら若者が清新な推進力となり、話を動かしていく。情報の積み重ねばかりでは世界観も話も重くなりすぎてしまうのだろう。征人らの見せる若さはすがすがしい。

細かなディテールに支えられた潜水艦戦は大きな見所。潜水艦の戦いにここまで魅かれるとは思わなかった。多様な戦い方を潜水艦に行わせ、それを描ききっていて見事。

ただ、キャラの(重要な)心情を説明してしまうこと、登場人物が予測するという形で第二次大戦後の世界(冷戦等)を多く語ってしまうことは残念。個人的にはそこまで説明で埋めてしまわないでほしかった。

単行本だと上下巻で合計約1050ページの大作。
「戦争で生き残った者はどう生きるべきか」という終章でつきつける問いが印象的。

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週刊少年ジャンプ28号感想

家庭教師ヒットマンREBORN!
 ツナの力お披露目戦闘。
 あっさり1週で勝利ーってわけにはいかなかったか。
 他のメンバーはいまどんな感じなんでしょう。まあ作中時間はほとんど経ってないだろうし、移動中だったりするのかな。

NARUTO -ナルト-
 カカシやダンゾウに火影OKが出るとは、火影になる条件ってなんだろう? 割と政治的なのか?
 これまでの火影には何かしら術の面で圧倒的なところがあったと思うけど。

ONE PIECE
 マゼラン強っ! イワンコフとイナヅマが負けたのは心が痛かった……。でも決してかませ犬にはなっていない。理由としては①これまで積み上げてきた描写がある②イナヅマは瞬殺だったのかもしれないがイワンコフはある程度戦ったと思われる③イナヅマは最初から実力差を感じている④イワンコフ→イナヅマと、より強い方から負けている。
 マゼランはエースを乗せた船を出航させる準備ととのえたのか。目の前の事態だけに対処しているわけでないマゼラン、仕事できる人だ。
 これからはひたすら逃げる(そして追いかける)展開が予想される。出航してしまった場合はジンベエが活躍するのかも。

べるぜバブ
 邦枝は男鹿とバトルするわけでなく、レディースの恋愛禁止の規則にひっかかるのか。そしてそこに男鹿が助けるみたいな。
 ここで東条を登場させたのは単なる伏線なのか、それとも邦枝編を一旦休止するのか。なんにせよ邦枝編と東条編は同時期に処理して、石矢魔高校関係は終わりにするつもりなのかも。
 しかし未だにヒルダに魅力を感じる古市はタフだな。

BLEACH
 なるほど、そりゃ砕蜂は卍解しないわ。
 一撃必殺系の技だけど、必ず命中するんだろうか? 単に異常な破壊力なのだったら大前田危ない。

AKABOSHI -異聞水滸伝-
 はったり満載な作画はこの作品の個性になりうると思うけど、あまりに連発されると疲れる。
 いまの展開だと2週はかかりそう。戦闘はひとまず戴宗が勝つとして、その後は何かあって王進は替天行道に加わる方が民のためになると認識→林冲に町を任せて自分は替天行道へ、なんてありうるけど、この作品はどれだけ原作に沿うのだろう。

詭弁学派、四ツ谷先生の怪談
 語りで犯人を追い詰めていくとは新鮮。推理ものの解決編パターンの変型かもしれないけど。
 絵柄も演出も話にあってる。
 ただ、手を加えないと連載向きではない気がする。

黒子のバスケ
 古武術は特殊だからこそ対処法があるというのは説得力があった。
 2年生のチームワークといい、地道に説得力を積み上げた試合でした。
 黒子って味方には見えてるのかな? 見えてないと突然ボールが曲がって自分の方に来る感じだ。

バクマン。
 恋愛パートはあっさり終了。写真集は断りつつも亜豆は成功していくのでしょう。
 サイコーとシュージンは、第7話のネームを変えるにしても、変更可能にしただけ。まだどうして現在の順位にとどまっているのか、問題を解決するにはどうすればいいのか、というところまでいっていない。ファンレターや第1話のアンケート(今後の展開の希望等)はまだなのかな?

トリコ
 マスタージュンに勝利するだけの回。
 しかしマスタージュンは生身の方が強いみたいなので、次トリコが苦戦しても不思議ではない。
 トリコとココ・サニーの間には実力差ができたか。

SKET DANCE
 兄弟ネタをギャグ回にいれてきてくれて良かった。しかもそこに今回焦点をあてたおかげで、今後兄弟ネタをちょこちょことしたところでも挟みやすくなると思う。
 しかし誰か幕かける前に止めようよ。

アイシールド21
 自分達から延長戦に入った展開は青春してて良い。爽やかだ。対立していたような両者が最後はアメフトが好きというところで一致。
 最後までセナはパンサーに勝てなかったな。この作品らしくない。実は延長戦で勝ったってわかるのかもしれないけど。身体能力の差。リアリティを守るギリギリのラインかな。それとも身体能力に差があってもアメフトは勝てるってことを示したいのかもしれない。
 いよいよアイシールド21も終わりかー。きれいにまとまった作品となるのでしょう。

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